「いつもの生活をオーガニックに」
日本が世界に誇るアート【着物】
金糸銀糸を使ったもの、手の込んだ刺繍を施したもの、使われている柄も縁起の良い柄ばかりです。 そんな日本の宝を日常にもっと使いやすく、と考えてリメイクしているKimono Tangoです。
2012年より着物リメイクブランド「Kimono Tango」を立ち上げた作家の高橋千鶴子さん。
富山出身で、幼少のころからまるで宝石のような着物の美しいデザインに魅了されてきました。
成人ののちには、1年間滞在したヨーロッパでの生活の中で日本の文化や伝統への高い関心に触れ、そんな体験を通して日本に帰国後に「Kimono Tango」を立ち上げます。
着物のデザインは、世界でも最高水準の芸術。歴史に残る巨匠たちが手掛けた柄も受け継がれ、織りや染めの技術も多種多様で「粋」を極めています。
しかしながら、この素晴らしい先祖からの遺産が現在の日常生活に十分に活かされておらず、高価であるがために箪笥の中に大切にしまわれ忘れ去られていることも残念な現実です。
他の民族衣装がそうであるように、動きづらく着るのさえ大仕事だということも着物離れの一因でしょう。それでもその圧倒的な美しさは、愛され、受け継がれ、成人式や結婚式など人生の大切な時だけ、シンボルのように身に着けられるようになりました。
それら数回しか使われなくなった着物は、年数を経て価値がなくなったかのうようにリサイクル市場に放り出されます。そんな伝統の技術で創られた「着物」「帯」の魅力を蘇らせたい、そんな思いがKimono Tangoの作品なのです。
Homepage:http://www.c-style-jp.com
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